【紙好き社員へインタビュー】
お気に入りの紙を教えて!
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1950年の会社創設から約75年間、紙とデザインに向き合い、文房具をつくり続けてきたデザインフィル。「ミドリ」や「KNOX」などの自社ブランド製品の開発にくわえ、コマーシャルデザイン事業部では紙製品や文房具を中心とした企業ノベルティやOEMを製作しています。今回は、コマーシャルデザイン事業部のデザイナー・生産管理・営業それぞれが、ノベルティやグッズづくりによく使うお気に入りの特殊紙をご紹介します。
※インタビュー内容、役職、所属は取材当時のものです。
私たちのお気に入りの紙。「ディープマット」「里紙」「タント」
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———お気に入りの特殊紙(ファンシーペーパー)を教えてください。
———お気に入りの特殊紙(ファンシーペーパー)を教えてください。
シックなカラーで環境にも優しい「ディープマット」
市川 私が気に入っている紙は「ディープマット」です。シックなカラーバリエーションが特徴で、厚みのラインアップも豊富なので使い勝手の良い紙です。古紙配合率40%、非木材パルプ10%配合で環境に配慮しながら作られているところもポイントですね。
落ち着いた印象なので高級感を出せますし、アースカラーを生かしてアウトドア系の企業さまにもおすすめしたい紙です。
市川 私が気に入っている紙は「ディープマット」です。シックなカラーバリエーションが特徴で、厚みのラインアップも豊富なので使い勝手の良い紙です。古紙配合率40%、非木材パルプ10%配合で環境に配慮しながら作られているところもポイントですね。
落ち着いた印象なので高級感を出せますし、アースカラーを生かしてアウトドア系の企業さまにもおすすめしたい紙です。
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日本の里山をイメージした優しい雰囲気の「里紙」
高橋 私が好きな紙は「里紙」です。自然の温もりとやさしさが感じられて、素朴だけどカラーバリエーションが豊富で…。
四季折々の日本の里山を再現したカラーだそうで、「きび」「わさび」「あんず」などの色の名前も魅力です。和紙っぽいテクスチャーもいい味で、やさしさを伝える手紙アイテムにしっくりきます。
高橋 私が好きな紙は「里紙」です。自然の温もりとやさしさが感じられて、素朴だけどカラーバリエーションが豊富で…。
四季折々の日本の里山を再現したカラーだそうで、「きび」「わさび」「あんず」などの色の名前も魅力です。和紙っぽいテクスチャーもいい味で、やさしさを伝える手紙アイテムにしっくりきます。
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200色のバリエーションからぴったりの1色を見つけられる「タント」
小林 私がよくご提案でお持ちするのは「タント」ですね。特徴は、なんといっても豊富なカラーバリエーション(200色もある)!パステルカラーやシックなカラー、ニュアンスカラーも豊富なので、「原色だと何か違うな」といったときにしっくりくる色が見つかることも多いです。
封筒やノートの表紙はもちろん、帯や台紙などのパッケージに活用いただくのもおすすめです。程よいエンボスでザラっとした質感は高級感を演出してくれるので、一気に高見えします。
小林 私がよくご提案でお持ちするのは「タント」ですね。特徴は、なんといっても豊富なカラーバリエーション(200色もある)!パステルカラーやシックなカラー、ニュアンスカラーも豊富なので、「原色だと何か違うな」といったときにしっくりくる色が見つかることも多いです。
封筒やノートの表紙はもちろん、帯や台紙などのパッケージに活用いただくのもおすすめです。程よいエンボスでザラっとした質感は高級感を演出してくれるので、一気に高見えします。
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手触りと発色が楽しい特殊紙の生かし方
———特殊紙の良いところや、おすすめの活用方法はありますか?
小林 やはり印刷では出せない高級感だと思います。もちろん、フルカラーでデザインしたステーショナリーもかわいらしくて大好きなのですが、箔押しやシルク印刷をした上品な仕上がりは、風合いのある特殊紙を活用する醍醐味だと思います。場合によっては、フルカラー印刷で表現するよりも、コストを抑えることもできますし。
市川 色のついた特殊紙は印刷で色をのせた白い紙とは違って、小口(断面)まで色がついているから積層したときにきれいなところでしょうか。大胆にメモやノートの本文にカラフルな特殊紙を使うと、見た目も美しくなりますし、書くときにも白い紙とはまた違う楽しさがありますよね。
小林 側面にも色が見えてくるので、見て美しい、書いて楽しい、ちょっと個性的で楽しいものに仕上がりますよね。
高橋 紙もそれぞれコンセプトをもって作られているので、紙の持つコンセプトや質感をつかんだ上でデザインに落としこんでいくと、良いものが生まれると思います。
———特殊紙の良いところや、おすすめの活用方法はありますか?
小林 やはり印刷では出せない高級感だと思います。もちろん、フルカラーでデザインしたステーショナリーもかわいらしくて大好きなのですが、箔押しやシルク印刷をした上品な仕上がりは、風合いのある特殊紙を活用する醍醐味だと思います。場合によっては、フルカラー印刷で表現するよりも、コストを抑えることもできますし。
市川 色のついた特殊紙は印刷で色をのせた白い紙とは違って、小口(断面)まで色がついているから積層したときにきれいなところでしょうか。大胆にメモやノートの本文にカラフルな特殊紙を使うと、見た目も美しくなりますし、書くときにも白い紙とはまた違う楽しさがありますよね。
小林 側面にも色が見えてくるので、見て美しい、書いて楽しい、ちょっと個性的で楽しいものに仕上がりますよね。
高橋 紙もそれぞれコンセプトをもって作られているので、紙の持つコンセプトや質感をつかんだ上でデザインに落としこんでいくと、良いものが生まれると思います。
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———紙を使ったものづくりが楽しいのはどんなときですか?
市川 紙の特徴と、さまざまな加工を組み合わせて、どうしたらお客さまが実現したいものに仕上げられるか考えているときですね。
紙自体の特徴でいうと、筆記に特化した紙や印刷適性の高い紙、水に強い耐水紙があったり、反対にコースター原紙のように吸水する紙があったりします。施す加工には箔押しや、型で抜いたり、折ったり…。どれも奥が深くておもしろいです。
小林 デザインを進める中で、珍しかったり、すてきな紙を見つけるとテンションが上がりますね。お客さまと一緒に「どれにしましょう?」と紙を選んでいるときが一番楽しいかもしれません。
高橋 私は色や手触りがすてきな紙に出会うと、ワクワクしますね。「紙の魅力を存分に生かすぞ!」と、この紙を企画した人と一緒にものづくりをしている気持ちになります。ハサミやカッターで手軽に加工できるところも大好き。紙を選んで、手作りサンプルをつくって、設計を検討して…少しずつ形にしていく過程が楽しいです。
最近出会ってワクワクした紙は「カラープラン-FS」。eco&laboで採用した、鮮やかな発色が美しいFSC森林認証紙です。
———紙を使ったものづくりが楽しいのはどんなときですか?
市川 紙の特徴と、さまざまな加工を組み合わせて、どうしたらお客さまが実現したいものに仕上げられるか考えているときですね。
紙自体の特徴でいうと、筆記に特化した紙や印刷適性の高い紙、水に強い耐水紙があったり、反対にコースター原紙のように吸水する紙があったりします。施す加工には箔押しや、型で抜いたり、折ったり…。どれも奥が深くておもしろいです。
小林 デザインを進める中で、珍しかったり、すてきな紙を見つけるとテンションが上がりますね。お客さまと一緒に「どれにしましょう?」と紙を選んでいるときが一番楽しいかもしれません。
高橋 私は色や手触りがすてきな紙に出会うと、ワクワクしますね。「紙の魅力を存分に生かすぞ!」と、この紙を企画した人と一緒にものづくりをしている気持ちになります。ハサミやカッターで手軽に加工できるところも大好き。紙を選んで、手作りサンプルをつくって、設計を検討して…少しずつ形にしていく過程が楽しいです。
最近出会ってワクワクした紙は「カラープラン-FS」。eco&laboで採用した、鮮やかな発色が美しいFSC森林認証紙です。
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———いつか使ってみたいと思っている紙は?
市川 蛍光色の紙!色褪せのリスクがあるのでなかなか使えないのですが…インパクトもありきれいなので、退色のリスクが少ないパーツで使ってみたいですね。
小林 私はトレーシングペーパーを本体に活用したステーショナリーをつくってみたいです。帯などの付属品に使うことは多いのですが、メモの表紙や封筒に仕立てたりしたらすてきに仕上がるような気がします。白化しやすいので難易度は高いですが…。
高橋 カラー段ボールの「ファインフルート」。この丈夫さ、美しさを存分にいかせるアイテムはなんだろう、と考えているとワクワクします。
———いつか使ってみたいと思っている紙は?
市川 蛍光色の紙!色褪せのリスクがあるのでなかなか使えないのですが…インパクトもありきれいなので、退色のリスクが少ないパーツで使ってみたいですね。
小林 私はトレーシングペーパーを本体に活用したステーショナリーをつくってみたいです。帯などの付属品に使うことは多いのですが、メモの表紙や封筒に仕立てたりしたらすてきに仕上がるような気がします。白化しやすいので難易度は高いですが…。
高橋 カラー段ボールの「ファインフルート」。この丈夫さ、美しさを存分にいかせるアイテムはなんだろう、と考えているとワクワクします。
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お客さまへメッセージ
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デザインフィル社内にあるライブラリには、さまざまな種類の紙見本帳を取り揃えています。お客さまの用途やご予算、色や質感の好みに合わせて適切な紙をご提案できるのは、デザインフィルが紙と共に歩んできたメーカーだからこそ。
凝り出したらキリがないけれど、こだわった分だけきっとすてきな仕上がりになるはずです。どうぞお気軽にご相談ください。
デザインフィル社内にあるライブラリには、さまざまな種類の紙見本帳を取り揃えています。お客さまの用途やご予算、色や質感の好みに合わせて適切な紙をご提案できるのは、デザインフィルが紙と共に歩んできたメーカーだからこそ。
凝り出したらキリがないけれど、こだわった分だけきっとすてきな仕上がりになるはずです。どうぞお気軽にご相談ください。